■なぜリバウンドは起きる?
リバウンドについて
ダイエットする際にもっとも気をつけたいのがリバウンドです。リバウンドに対する正しい知識がどこまであるかというと、知らない人が多いはず。そこで、リバウンドなどでダイエットが失敗しないためにも、「リバウンドに関する正しい定義」「リバウンドの仕組み」について、説明をします。
リバウンドとは?
ダイエットした人なら誰でも経験することがある問題。簡単に説明すると、ダイエットによって減少した体重が元に戻ってしまう、またはダイエット前よりも体重が増加してしまう現象をいいます。ダイエットとリバウンドを繰り返すと、どんどん太りやすく痩せにくい体質になることもわかっていますのでここは要注意です。なぜ「リバウンド」は起こるのか?
リバウンドの仕組みについて解説する上で大きく関係してくるのが、人間が持つ「環境変化に適応する能力」です。ダイエットによって摂取カロリーを減らす、食生活を変える、これらによって体重を急激に減少させたりすると、体内では大きな変化が生じます。すると人間の体は、生命維持のために何とか環境変化に対応すべく、少ない摂取カロリーでも生活できるようエネルギー消費量を減らしたり、骨量や筋肉量を変化させたり、体重の急激な変化を抑えたりしはじめます。 このような適応能力が発揮されている状態とも知らず、「なかなか体重が減らない(=つまり停滞期)」と焦ってダイエットを止めてしまうとどうなるのでしょうか?エネルギー消費がより減少しているところに、以前と同じ食事量を摂取すれば、当然余分な脂肪が蓄積される=リバウンドが起こってしまうことは明らかです。■リバウンドの防止策を伝授!
ダイエットを実践していく中で、そのリバウンドの幅を極力抑え、予防する方法を紹介します。筋肉量を増やし基礎代謝をUPさせる
極端な食事制限により筋肉量が減ってしまうと基礎代謝が落ち、脂肪が燃焼しづらい体質になってしまうもの。筋肉を増加させるためにも、積極的に適度な運動を行うように心がけましょう。筋肉を増やすことで体重が増えますが、基礎代謝が上がり痩せやすい体質になります。継続可能なダイエット、正しい食生活をする
骨量を減少させないために、過激・間違った食事制限は止め、栄養バランスのよい食習慣にすることが大切。1ヶ月の体重減少の目安は体重の5パーセント以内にし、停滞期に入ったとしても1ヶ月以上(理想は3ヶ月)はダイエットを諦めずに続けましょう。続けられるダイエット方法を選択することもリバウンド防止には重要です。 その他、過激・間違った食事制限の中には、健康に悪影響を及ぼすものも少なくないので、運動をして健康的に痩せましょう。■実例! 間違ったダイエット
□長期的な断食など、極端な食事制限□単品ダイエット
□下剤等の服用